ちくま文庫『野呂邦暢 古本屋写真集』

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お一人様一冊まで
書名:『野呂邦暢 古本屋写真集』
著者:野呂邦暢
編者:岡崎武志/古本屋ツアー・イン・ジャパン
判型:文庫版(ちくま文庫)
価格:1,100円(税込)
発売開始日:2021年11月10日



【内容紹介】
夭折の芥川賞作家・野呂邦暢が密かに撮りためていた古本屋写真が存在する。岡崎武志氏が遺族から託されたこの貴重な写真をまとめた『野呂邦暢 古本屋写真集』を再編集の上、野呂邦暢の古本にまつわるエッセイ、編者対談を増補し奇跡の文庫化。神保町・早稲田などの古本屋写真に加え、野呂邦暢自宅本棚写真も収録する。拙く清冽で執拗なカメラアイが1970年代の都市と古本屋を駆け巡る。


【著者紹介】
野呂邦暢(のろ・くにのぶ)
1937年長崎市生まれ。戦時中に諌早市に疎開、長崎被爆のため戦後も同市に住む。長崎県立諫早高校卒業後上京するもほどなく帰郷、1957年陸上自衛隊に入隊。翌年除隊し、諌早に戻り家庭教師をしながら文学をこころざす。1965年「ある男の故郷」が第21回文學界新人賞佳作入選。1974年自衛隊体験をベースにした「草のつるぎ」で第70回芥川賞受賞。1976年、初めての歴史小説「諌早菖蒲日記」発表。1980年に急逝する。著書に『愛についてのデッサン』(ちくま文庫)、『野呂邦暢ミステリ集成』(中公文庫)、『野呂邦暢小説集成』(文遊社)、などがある。

岡崎武志(おかざき・たけし)
1957年大阪府生まれ。書評家、ライター。野呂邦暢作品では『夕暮の緑の光』 (みすず書房)の編集も担当した。

古本屋ツアー・イン・ジャパン
(ふるほんやつあー・いん・じゃぱん)
本名・小山力也。1967年神奈川県生まれ。全国の古本屋を探訪調査する古本屋ツーリスト。ブログ『古本屋ツアー・イン・ジャパン』管理人。