初稿 夢を孕む女 ―山田一夫モダニズム小説集 壱 ―

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書名:『初稿 夢を孕む女 

     ―山田一夫モダニズム小説集 壱 ―』
著者:山田一夫
編者:善渡爾宗衛・小野塚力
企画:善渡爾宗衛
挿画:玉川重機
協力:松本完治・山下陽子・カトウジン・櫛木千尋・矢口悟・井村君江
刊行部数:200冊
判型:A5判
総頁数:約450頁
予定価格:4,500円
発売日:6月27日
《収録内容》
 ・夢を孕む女
 ・土耳古風呂
 ・團扇
 ・久美田の客死
 ・凌宵花
 ・歸朝心境 最後の一線

      ―ホースレース―
 ・鏡
 ・穗芒(京都)
 ・Villa Cosmopolitan
 ・亞米利加 

      ―亞米利加を素通りしてしまった男
 ・或夜の無畫庵
 ・坊主
 ・うたたね
 ・年の暮

       ―歳晩祗園風景
 ・和敬庵挿話
 〔以下、単行本初収録〕
 ・散櫻春繪扇
 ・花ざかり
 ・轉換
 『初稿 夢を孕む女』解説
 ・京洛四時〈風流生活〉のデカダンス 
      ─ 山田一夫と生田耕作  松本完治 
 ・『夢を孕む女』校異をめぐって   

       小野塚力
 ・【参考資料】澄江堂の藝術   

       山田一夫
 ・『夢を孕む女』作品解題   

       善渡爾宗衛



京都の小説家であり画家でもある

山田一夫。
生田耕作氏がサバト館で『耽美抄

 山田一夫作品集』を刊行してから、
全く本が出ていない作家です。
白水社版(昭和6年刊行)に収録されてる作品を可能な限り雑誌初出にて収録し、
単行本初収録となる同時期の短篇3作品を増補しました。


※お一人様一冊まで